成功しているかどうかを決めるのは自分なのだ!
拝啓、お元気ですか?
ある心理学の先生にこう聞かれたことがあります。
「あなたにとって成功とは何ですか?成功者とはどのような人を言いますか?」
うーむ、成功者とは…その時私は色々考えました。
私:例えば大きな財産を成した人、事業を大きくした人、画期的な商品を開発した人。つまりすごいことを成し遂げた人…ですか?(自信なさげ)
先生:その「すごいこと」はどのような基準で決まるの?
私:他人が「すごい」と思うかどうか…かな?(自信なさげ)
先生:それじゃあ、成功者になるのはなかなか難しいね〜!
私:はい…確かに、成功者になるのは大変だと思います(汗)
先生曰く、成功とは「功を成す」ことすべてが成功であり、何を成功と捉えるかどうかはすべて自分次第なのです。逆に他人からどう評価されるかなんて関係ないと。
例えば事業を大きくすることも功を成すことですし、毎日10個の英単語を覚えることも功を成すこと。莫大な財産を築くことも功を成すことですし、美味しい手料理を振る舞うことだって功を成しているのだと。「功を成す」という基準は自分で決めればいいのです。
そして成功基準のハードルを上げるのも下げるのもすべては自分次第です。であれば成功基準のハードルを下げて、成功体験をたくさん積んだ方が良くないですか?どうせ生きるのであれば幸福感に満ちた人生にした方がいい。
このように先生に教わってから、私はこれまでの自分がイメージしていた成功基準を下げてみることにしました。何か目標、目的を達成したら、どんな些細な事であってもそれは成功であると承認するようにしたのです。
美味しい手料理を振る舞って夫を喜ばせたら…よし、成功!
筋トレをして筋力が上がったら…よし、成功!
英語の単語が10個でも覚えれれば…よし、成功!
営業案件が一つでも取れたら…よし、成功!
こんな風に、普段なら見過ごすような細かいことまで成功であると承認するようにしたら、とってもハッピーな気分に。人の気分ってこんなにも自分でコントロールできるのだと改めて気付かされました。
こんなにハッピーな気分になるのはマズローの欲求五段階説で言うところの承認欲求が満たされているから。マズロー先生曰く、承認欲求は「他人からの承認」と「自分自身による承認」のどちらでも満たされるそうです。
ご参考までに…
マズローの欲求五段階説とは人間の欲求は5段階の階層からなるとし、一番高次の自己実現の欲求に向けて成長してくとする理論を言います。
人が持つ5段階の欲求
生理的欲求 < 安全の欲求 < 社会的欲求 < 承認欲求 <自己実現の欲求
どんな些細な事でも功を成していればそれは成功です。そして成功の基準は他人ではなく自分で決めることができる。だったら、どんな些細なことでもそれは成功であると認めてあげて、よりハッピーな気分で毎日を過ごした方がいいよね!
今日はそんなことが伝えたくて。