どん底でも…入院中にふと思ふ
拝啓、まだ見ぬ息子へ。
今、病院です。
今回で3回目、最後の手術は無事に終わりました。
私は2度、乳ガンを患いました。
1度目は36歳のとき、そして2度目は44歳で。
やはり病気っていうのは、辛いし、家族には心配かけるし、お金はかかるし、あまりやるもんじゃないですね。そのうち癒えるであろう傷ですが、せっかく五体満足に産んで頂いてるのに、切ったり貼ったりしてしまって、なんだか申し訳ない気持ちです。
今年は幸も不幸もごっちゃにあり、足元をすくわれないようにゆっくり生きていました。お陰で 多くの時間をじっくり見つめることに費やし、たくさんの貴重な気付きをいただきました。
人生、勢いに乗って走れる時もあれば、足場が悪くて一歩ずつ踏みしめないと進めない時もある。人生そういうものだと思っていれば、その時その時の人生の景色を楽しむ余裕も出てくるのではないかな…と思うのです。
ただ、自分で決めることは大切です。
自分は今よりもっと幸せになると。
どんなにどん底でも、それに臆することなく、希望を持ち続けることが大切だと思うのです。
私もね、決めました。
今よりもっと幸せになる。
今よりもっと健康になる。
勝手に決めちゃえば良いのです。
誰も止めることなど出来ないのですから。
今日はそんな話を伝えたくて。