スピ化が止まらないアラフォー日記

マインドフルネス、瞑想、易経、心理学、脳科学、幸福論…etc、色々研究しています。

忙しい現代人だからこそ「瞑想」が必要だと思う

拝啓、お元気ですか?

 

瞑想を毎日続けていると、心が安定したり、幸福感が増したり、集中力が増したりと様々な効果を実感しているのですが、一番実感しているのが通常の時とどこか脳の状態が違う気がするのです。オデコの辺りの脳が違うと言いましょうか。

 

そこで具体的に私たちの脳派にどんな効果があるのだろうと調べてみました。

 

 

そこで参考にさせていただいたのがこちらのサイト。

studygeek.jp

 

こちらの記事によると、アメリカのウィスコンシン大学で瞑想の達人、チベットの仏教僧マチウ・リーカル氏の脳波を計測したところ、脳波計が振り切れるほどのガンマ波が計測されたそうです。これは一般の方からすると考えられないほどの数値だったそう。そしてこのガンマ波の違いは1日20分の瞑想を始めて3週間の方でも見られたそうです。

 

人間の脳波には周波数の低いものから順に

1.デルタ波 (0.5~4Hz)

2.シータ波  (4~8Hz)

3.アルファ波 (8~12Hz)

4.ベータ波 (12~30Hz)

5.ガンマ波 (30~50Hz)

とありますが、瞑想に取り組むことでシータ波が優位になり、シータ波とセットのガンマ波も優位になる効果が見られたそう。

 

このガンマ波は脳の高次機能と深い関係があり

1.人の幸福感を高める

2.記憶力と集中力の向上

といった効果があり、ガンマ波優位の状態では外からの大量のインプットを処理することができると言われています。

 

またガンマ波には「天然の抗うつ剤」という異名があり、不安や鬱を緩和し、ネガティブな反芻思考にとらわれにくくなると言われています。

 

一方で瞑想にはデフォルトモードネットワーク(通称DMN)=脳のアイドリング状態のときに脳を使いすぎるのを抑制し、脳疲労を軽減する効果があると言われています。

 

私たちが何も意識していないときでも常に脳は活動しています。このアイドリング状態をデフォルトモードネットワークと言い、この時の脳のエネルギー消費量は実は脳の全消費エネルギー量の6〜8割を占めているそう。

 

だから無意識に反芻思考を繰り返したり、雑念にとらわれていると脳は疲れてしまうのです。心理学ではこれを「思考の袋小路」「脳のエネルギー漏れ」と言い、鬱やメンタルヘルス不全の原因と言われています。瞑想はDMN状態の脳の活動量を抑制する効果があるので、脳疲労にも効果的というわけです。

 

だからなのでしょうか。瞑想を始めてから、いつもどこか幸福感に包まれて(あまり何も考えていないとも言えるが)、脳がクリアな状態で、だから集中力が以前にも増して発揮できるようになったと実感しています。

 

瞑想とは抑うつ効果を高め、脳疲労を軽減し、集中力をはじめとした脳のパフォーマンスを高めるための土台づくりになると言えるのではないでしょうか。忙しい現代人だからこその瞑想。オススメです。