スピ化が止まらないアラフォー日記

マインドフルネス、瞑想、易経、心理学、脳科学、幸福論…etc、色々研究しています。

結局、私たちは何者でなくてもいいんだよ!←ジ〜ン(涙)

拝啓、お元気ですか?

 

先日、#グッバイルサンチマンという劇を鑑賞してきました。たまたま夫の関係でチケットが手に入ったのです。テンポも良くてなかなか面白い話でした。

 

かつては演出家を目指したが志半ばで諦めたYou Tuber女子とアンチリア充のブログ作家が恋をする物語です。元々はそのYouTuber女子が自分のネタを探すためにブログ作家に近づいたのですが。

 

YouTuber女子はもっとバズる面白いネタを作るために、モラル的に反したようなことまでやってしまいます。でも相変わらずネット上ではバズらず、その上周囲からはバッシングを受けてしまう。いまどきの話ですね。

 

情報に溢れる社会だから自分を見失ってしまうのかも

まぁ、こーゆーストーリーだったのですが、私が1番心に響いた言葉が、銭湯に通う常連のおじさんが諭して言ったセリフです。

「結局、私たちは何者でなくてもいいんだよ。何者になるとかではなく、自分にできることをやって、それを喜んでもらえればそれでいいんだよ」

(スミマセン、若干セリフが違うかもしれませんが、こういうニュアンスの言葉だったはず。汗)

 

今の世界、情報がたくさん入ってくるので、目の前のできることをやると言うことを忘れがちなような気がします。つまり「自分探し」に走りがち。どこか遠い世界の人を見たり、いろんな業界の情報を得ることができますよね。普段では会うこともないようなITの社長や政治家など、自分とは違う世界を身近に感じることができる。これはこれで良いことですが、自分の枠の範囲を超えた情報をたくさん得ることによって、目の前のできることをやるより、何者かになろうと「自分探し」に走りがちだと思うのです。志が高いからそうなってしまうのですが。

 

私も昔は自分探し、結構していました。誇りを持てるような何者かになりたかったのかもしれません。でもこう色々と経験を積み重ねてくると、結局は目の前の人に対して自分にできることをやるのが1番だと思うようになりました。目の前の人を喜ばせるために。

 

今は主婦をしております。副業も少ししておりますが、あくまでも本業は主婦。目の前にいる家族を喜ばせるために、美味しい料理を作ったり。かつては思ってもみなかったのですが「主婦業って楽しい!」そう思うようになりました。側から見ると分かりにくいかもしれません。でも目の前の人のために自分にできることをやるって、けっこう充実しているのです。

 

今日はそんな話が伝えたくて。