3つの幸せから学ぶ「継続的な幸せ」の作り方
拝啓、お元気ですか?
今日はポジティブ心理学から学ぶ、「継続的な幸せの作り方」のお話。
ポジティブ心理学では幸せの形を3種類に分類しています。
1.快楽
楽しい!嬉しい!といったポジティブな感情による幸せ
2.情熱
物事に没頭し夢中になるフローによる幸せ
3.意義
貢献感や使命感が満たされることによる幸せ
そして面白いのが、これら3つの幸福感の継続性は「快楽」による幸せがもっとも短く、ついで「情熱」による幸せ、そして「意義」による幸せがもっとも長く継続するということです。
でも私たちは、ついつい目の前にある「快楽」による幸せを求めてそこにエネルギーと時間を使ってしまいがちですよね?
例えば仕事で言うならば、成績を伸ばす事によって周囲からチヤホヤされる「快感」を追求したり、お金をたくさん稼ぐ「快感」を追求したり…でもそんな「快感」による幸福感は長続きしないものなのです。その裏に大きな「意義」があれば別ですが。
もし、継続的な幸福感を得たいのであればあなたが重視する優先順位は逆にするべきです。
「意義」→「情熱」→「快感」
「意義」を見出せる仕事を大切にし、その仕事に「意義」があるからこそ気づけば「情熱」が溢れ、その結果、報酬や承認などの「快感」がついてくる。これが継続可能な幸せを作る秘訣です。
今、あなたは何を重視して仕事していますか?
参照
サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
- 作者:チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文)
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2016/05/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)