スピ化が止まらないアラフォー日記

マインドフルネス、瞑想、易経、心理学、脳科学、幸福論…etc、色々研究しています。

嫌な出来事があった時、嫌悪感を和らげるには?

拝啓、お元気ですか?

 

今日は嫌な出来事があった時にどうすれば「嫌悪感」を和らげる事が出来るのか?そんな話を書こうと思います。

 

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日常を生きる上で、ちょいちょい起きる「嫌な出来事」

私もあります。どうも苦手なタイプの人と接しているだけで「イラっ」と嫌悪感が出てしまったり…(苦笑)

 

そんな時は自分が嫌悪感を抱いていることにまずは「気づく」。そして、なぜ自分はイラっとしているのか?その嫌悪感はどのような理由から来ているのか?を考えると嫌悪感をコントロールしやすくなります。

 

ただこの理由を考える時にポイントがあります。

それは「環境や他人に理由を探すのではなく、自分自身に理由を探す」こと。

 

もし、この時に「環境や他人」に理由を探し出すと、心の中の嫌悪感は増大してしまいます(要注意です)。

 

具体的な例を出した方がわかりやすいかもしれません。

 

と〜〜〜〜ってもいい加減な知人がいたとします。その人はとっても自己中心的で相手への思いやりもないものですから平気で打ち合わせに遅刻してきました。でも「あーゴメンゴメン!」とは言っているものの、「忙しくって…」と大して悪く思っていない模様。人に迷惑をかけているという自覚がない。しかもその人はいつも遅刻の常習犯! 

 

どうでしょうか?少しは「嫌悪感」湧いてきましたか?(苦笑)

この人、実際に私の周りにいる人です。仕事なので止むを得ないのですが、この人と接するたびに「いい加減だな〜」「適当だな〜」「自己中だな〜」「相手のこと考えない人だな〜」と正直イライラしてしまいます。

 

でも、なぜこんなにもイラっとするのでしょう?

 

この理由を相手に探し始めると「この人が他人の迷惑も顧みないから」「この人がいい加減だから」「口先だけの調子がいい奴だから」…と、悪口のオンパレードになり、怒りは増幅するばかりです。

逆にこの理由を自分自身の内面に見出すと「私は適当な人が嫌いだから」「口先だけの人はどうも苦手だから」「思いやりのない人とはあまり付き合いたくないから」と、自分自身に原因を見出すことによって、それほど怒りを増幅させないことができます。その上、自分の傾向を知ることができ自己発見にもつながる。

 

理由を他人や環境に見出したとしても、それを変えることは難しい。自分でコントロールできないから余計に嫌悪感が増すのです。自分自身に理由を見出せば、「あぁこの人にはあまり近づかないでいよう」と自分でコントロールできる術が見つかります。

 

『他人と過去は変えられない、自分と未来は変えることができる』

こんな有名な心理学の言葉がありますが、まさしくそれですね!

 

ま、でも、嫌悪感は和らぎますが、嫌なものは嫌のままですけど(苦笑)

 

参照